PC依存症から抜けられるか

10年前、今の職場に就いたころ、机の上にはPCはなく、作業室に共用のものがいくつかあるだけであった。メールもUNIXにコマンドを打って見ていたように記憶している。さすがに文書作成やEXCELでの表計算などはPCがないと不便なので忙しくなるとラップトップPCを、これまた共有のものを庶務席から借り出して机の上に持ってきては使っていたものだった。それが今はまず出勤するとPCのスイッチをつけ、PCが立ち上がる前にお茶を入れ、そして立ち上がったところでまずメールチェックをするのが当たり前になっている。PCで何も作業をしていなくてもPCのスイッチは帰宅時までついたまま。そして帰宅して子供が寝静まった頃にまたノートPC(メインPC)を開けてメールをチェックしたりWebを巡回したりという毎日である。PCのスイッチをつけない日などほとんどないと言ってよい。今度の出張でもノートPCを持っていきたい誘惑に駆られる。無いとなんだか不安なのだ。一応、CLIEで一通りのことはできると思う。またジュークボックスはiPodを復活させてノートPCのミュージックライブラリーと同期を済ませた。メイン&モバイルのThinkPadを留守番させておくのはもったいない気がするし、出張中に何か文書を作成・編集することになっときに対応できないのも心配だ。でも荷物は極力減らしたい。特にこんな残暑が厳しいとき、汗かきの私はノートPC(しかも質実剛健ThinkPad!)がひとつ増えるだけで汗の量が倍増するのは目に見えている。まあ、何か急な仕事がふってきても連休に入ることだし、「すみません、手元にPCがないんです」と言えばすむだろう。いやいやそういう心配よりも何よりも単にThinkPadを持って行きたいだけかもしれない。今回はCLIEでどこまでできるかという実験の意味もあるのでがまんするかな。