電車通勤でのPDAの使用スタイル

 今朝の丸の内線はめちゃ混みだった。さすがにこれでは現有のCLIE NX80Vどころか先代のTシリーズでも取り出すのは難しいだろう。たとえ取り出せたところで安定してホールドしながら操作するのは無理だ。一台電車を見送ったのだからその間にaudioのリスニングスタイルしておけばよかったのかも。
 めちゃ混みじゃない場合はターンスタイルで、おもにビューワーとして使う。電車に座った場合はターンスタイルにスタイラスか、オープンスタイルでキーボード(と爪タップ)かを選べる。とはいえ座っても窮屈なときはオープンスタイルは遠慮しがちだ。これが横開きのZaurusCLIE UXの場合にはそれほど抵抗ないのかもしれない。
 TシリーズからNXシリーズに乗り換えて最初心配していたのは窮屈な電車内での使い勝手であった。そもそもPDAを持つに至った最大の理由は長い通勤途上の文書・メール閲覧プラス時間つぶしだった。そういうことからするとTシリーズの薄さ・小ささは私の使用シーンに最適だったといえる。しかしNXシリーズに乗り換えてみてこの点では手首が疲れること以外はそれほど不便を感じない。
 これは私のCLIEの身に付け方と大いに関係がある。確かにTシリーズ(おそらくUXシリーズも)はワイシャツの胸ポケットに余裕で入る。しかし汗かきの私には長時間入れておくと本体ないしはケースまで汗をかいてしまうのである。臨時的にしまうのなら問題ない。それだったらNXシリーズでも少なくとも本体のままであればいける。もちろんジャケットの内ポケットは重さはともかく余裕で入る。ケースをつけるとさすがに無理であろう。Tをブックス型ケースで持ち運ぶのがお気に入りだったのでこの点は少々残念だ。でもポーチタイプならSony純正のバリスティックナイロン風生地のT用ケースでも大丈夫だ。腰ベルトにつけてもよし、デイパックのサイドにぶらさげてもよし。このスタイルで今はまあまあ満足している。